やっと観た「UDON」
苦戦が伝えられるせいか、東京で上映しているのは今やお台場の1館で日に2回だけ。まるで秘境のうどん屋のように、狙って行かないとたどり着けなくなってます(笑)。
感想っすか? う〜ん、以下の理由により、いまいち。
1.「恐るべきさぬきうどん」のほうがおもしろい。
麺通団がらみの実話もかなり盛り込まれてますが、ブームのでき方や終わり方がありきたりで、全体が作り話に見えてしまうんですね。これはもったいない。
2.1に関連するけど、さぬきうどんのおもしろさや奥深さを伝えきれてない。
さぬきうどんとひと口に言っても、じつは麺もダシもものすごく多様なんです。そこに一切ふれていないってのは、どうなんでしょうか。あ、「中北」にアスパラ持ち込んで「これ揚げてつか」と言う大泉洋と、「道久」でビニル袋にうどんもらって手で食ってたおっちゃんたちはナイスでしたが。
3.観終わって、さぬきうどんが猛烈に食べたく……はならなかった。
そのわりに「東京麺通団」行っとるやないの>ぢぶん。いやいや、久々やったし、東京で日曜日にいりこダシの田舎風さぬきうどんを食べようと思ったら、とりあえずここ行っとけば間違いないでしょ。
役者はみんないい仕事してると思いますが、ホンがなあ……。
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- やっと観た「UDON」(2006.10.15)
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