香港レポート(まだやるのかよ)その5
まあまあ、これが最後ですから(笑)。でも長いよ(爆)。
香港國際機場から、機場快綫やバス・車でランタオ島に入ると、進行方向右側に空中を行き交うゴンドラが目に入ってきます。今回の大きな目的のひとつが、このロープウェイ「昂坪(ゴンピン)360」に乗ることでした。
機場からバスで15分ほどの東涌が乗り場なので、到着が早まったのを幸い、着いたその日に乗ろうと思いましたが、当日はあいにくの雨模様。雨天順延だなってことで、写真上の乗り場をバスの窓から見送りました。こんな天気じゃ乗る人も少ないだろうな……え? ええっ? えええーっ???
大行列。ダダ混み。
なんじゃこりゃ〜!
ほら、あっち見えるでしょ、山のほう。ゴンドラちょっと上ったらもう雲の中だよモヤだよガスだよ。だから乗ってもなーんも見えないよ。わかってんの? それでも乗るの? そんなに並んでも?
唖然としながらもそこまでツッコんで、私はふと、その日が春節明けの土曜日であることに気がつきました。このロープウェイの終点には、寶蓮寺というお寺さんと天壇大仏(写真下)があり、以前から初詣の時期はたいへんな人出になるのでした。
「そうか、初詣客なのか」。ようやく合点がいきました。お詣りが第一のそして最大の目的だから、景色が見えなかろうがダダ混みだろうが、そんなことは二の次三の次。景色は晴れたときにまた来りゃ見られるけど、お詣りを来週に延ばしたらもう初詣じゃなくなっちゃうもんね。
学習した私は、よく晴れた日曜日も回避し(雨の土曜日であの行列だったから、晴れの日曜日なんつったら行列がどこまで伸びるやら、想像するだけで寒気が(-o-;))、月曜日の午前11時に行きました。チケット売り場と乗り場では並んだものの、ゴンドラに乗り込むまで15分とはかからず。
「今日は風がつおいさかい、ゴンドラちょびっとゆっくり動いてまんねん。堪忍したってや」という張り紙がありましたが、片道約25分の空中散歩でした。
それにしても、香港國際機場は上から見てもほんまデカいねー。てか、ゴンドラがいくら上っていっても小っさならへんのですわ。霞んでて写真はよう撮れなんだけど、ピーカンでも携帯のカメラごときじゃとても全景は収めきれないでしょうな。
写真中なんですが、下りロープウェイが向かっている先は、空港島にあるアングルステーション。東涌は画面右端にあって、ここで方向を90度近く変えるというおもしろい構造になってます。
写真下は、ロープウェイの終点につくられた昂坪市集という商店街。土産物屋や怪しげなアトラクション(お釈迦様の生涯仮想体験とか、おさるのCGシアターとか)に混じって、なぜかスタバ(写真のテラス席がそう)やセブンイレブンなんつう逆の意味で不似合いな店も(笑)。しかし、香港人の心をがっちりとらえているようで、一回りしたらさっさと下りに乗り込む私のような客はほぼ皆無でした。
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