ド派手なリベンジにしまっせ!
タイトルは、過日大阪で見かけた「オーシャンズ13」のポスターのキャッチです。もちろん東京では文末が「しようぜ。」です。
先を急いでたので、写真は撮ってませんが、東京の皆さん信じてください、ウソじゃないですよー!
関西では、映画の宣伝文句がほかの地域と異なることが往々にしてあります。「エレファントマン」や「イレイザーヘッド」なんて、もうまるっきり見世物映画のキャッチでしたし。エグいっちゃあエグいですが、「ヒューマンドラマ? そんなん建前や、怖いもん見たさの客呼んだほうがよっぽど当たるがな」というマーケティングはまったく正しい。ただ、「しようぜ」を「しまっせ」にしたら、入りがめちゃめちゃよくなるのかどうかは怪しいところですが(笑)。
どっちかっつうと、「オーシャンズ」からネタを拾った吉本新喜劇特別公演みたいな感じがするなあ(笑)。ジョージ・クルーニーはやっぱり内場勝則でしょう。「仲間がハメられた!」の一報を「あ、そう」と軽く受けといて、引っ張りに引っ張っておいて「い〜〜〜!?」と驚くお約束が観られます。ブラピにはあえて吉田ヒロを当てると、グッと吉本新喜劇の世界になります。敵役のアル・パチーノは、背の小っちゃいつながりで池乃めだか師匠。
と妄想したところで、「ジョージ・クルーニーに片手で頭を押さえられて、腕を振り回してもぜんぜんパンチが当たらないアル・パチーノ」という逆の妄想が浮かんで、思わずひとりで爆笑してしまいましただよ。ハリウッドスターを吉本新喜劇化させてしまうとは、やっぱりこのキャッチただものじゃないっす。
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