先々週の更新が滞っていた言いわけ(笑)です。
じつは、10日からバルセロナに行ってまして、14日に帰国しました。その準備で公私ともバタバタしてまして、現地でiPod君をWi-Fi接続しようとしたらswisscomが何やわからんこと言うてくるし(つなげたところで1日17ユーロだなんて法外なこと言うし)で、なかなか更新できなかった、と。
目的は、一にも二にもカンプノウ生観戦!! かねてからの念願でしたが、今期のバルサを見るにつけ「今行かないで何とする!」という気持ちがふつふつと湧いてきて、なかば発作的にマイルをうりゃっ!!とたたっ切った次第であります。
観たのは、リーガ・エスパニョーラ第30節、11日(土)のレクレアティーボ戦。チャンピオンズリーグのバイエルン戦1st leg爆勝から3日後、2nd legの3日前というたて込んだスケジュールのなかでのゲームということで、先発メンバーはバイエルン戦から5人入れ替えてたけど、デフォルトのダニエウ・アウベス(^_^;)はともかく、メッシ、アンリ、イニエスタが顔を揃えたのにはびっくりした。
で、開始1分もたたないうちに、アンリの突破から最後はイニエスタが決めて、あっさりと、じつにあっさりと先制。
これでバルサの選手たちはちょっと安心リラックスモードに入ってしまったようで、いつもの強烈なプレスや自陣に入れさせもしない圧倒的なボール支配はなく、メッシやイニエスタのドリブルからチャンスを作るものの単発的で、これでもかという波状攻撃はみられず。一方、レクレに攻め込まれる場面は、3日前のバイエルン戦よりははるかに多かったから、この2試合だけを観た人は、バイエルンよりレクレのほうが強いと思うだろうね(笑)。
そのバイエルン戦で、サスペンション狙いのストップモーションで笑いを誘ったマルケスが、この日はボケボケなプレーを連発。古巣対決となったカセレスのほうが、力強く安定していた。ってまさか、ああやって若い選手の成長を促してるの?(笑)
後半になっても、チャビを投入しても、ペースはあまり上がってこなかったけど、イニエスタのシュートがオウンゴールを誘って2点目が入ると、スタンドのクレたちに「今日はまあ、勝ってマドリーにとりあえず9ポイント差をつけられればよしとしよう」という割り切った空気が流れたのには、ちょっと驚いた。クレも本気で二冠・三冠を狙ってるんだなあ。
そんな余裕があるにしても、ダメ押しのはずのPKをGKにさっくり止められてうなだれるメッシを見て、バックスタンドから自然発生した「メ〜ッシ! メ〜ッシ!」のコールがまたたく間にスタジアム中に広まったのには、鳥肌が立ったっす。
「ここはただデカいから特別なスタジアムといわれてるんじゃない。こんな観客が集まるからこそ、カンプノウは偉大なスタジアムなんだ」
そしてあらためて思いました。
「来てよかった。今日、来てよかった。こんなクレたちといっしょにイムノを歌えて、私は幸せだ」
写真下は、試合前ににわか雨が降ったというのに、ハーフタイムにスプリンクラーで水をまくの図。カンプノウでは、パスがよく走るようピッチに水を撒くのが習わしとなってますが、雨上がりのハーフタイムにまで撒いてるとは( ̄○ ̄;)。いやー、行ってみないとわからないことって、まだまだたくさんあるねえ。
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