全場完
新界地産和富大埔2−2傑志
NTR Wofoo Tai Po 2-2 Kitchee
数えてみたところ、こちらは香港で生観戦する8箇所目のスタジアムでございます。
行きがけに東鐵綫の車窓から眺めた旺角大球場は、ピッチはそのままに、スタンドをすべて取り壊した状況でした。どのように生まれ変わるのか、楽しみ、楽しみ。
一方、こちらのスタジアムは、メインスタンドと左側のサイドスタンドだけあるという面妖な構造。右側はトラックの向こうがすぐ道路で、バックスタンドがあるべき場所は駐車場になっています。
大埔は地元のチームとあってか、香港リーグとは思えないほどの観客が詰めかけ、メインスタンドはいい感じに埋まりました。大埔サポがスティックバルーンまで配って、応援も賑々しくてこれまたいい感じでございます。
これなら、大埔のホームゲームはすべてここで開催してはどうかと思いましたが、たまにやるから盛り上がるということなのかもしれません(^_^;。
ゲームのほうは、傑志がこの中では別格のスキルを備えた10番と18番を軸に攻めまくりますが、シュートが枠に飛ばないこと夥しく、決定機の山を築くと同時にほぼ同じ高さの逸機の山を築きます(爆)。逆に大埔は前半の枠内シュート2本で2点。ただ、大埔の決定力がすごいというより、GKをはじめ傑志の守備陣が信じがたいほどおそまつだったのでした。
終盤には、逆転勝利を目指して攻勢を強める傑志と、もはや青息吐息でなんとか引き分けに持ち込もうとあからさまにちんたらプレーする大埔という構図になり、香港リーグお馴染みのB級映画的バタバタスリリングな展開に(笑)。スタンドも些細なことでヒートアップしました。
傑志にとっては、勝てたのに(勝つべきなのに)引き分けてしまった痛恨のゲームでございましょうが、私はおかげさまで香港リーグを堪能させていただきました。これで40港元は安うございますね(^o^)b。
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