不景気な野球場
完成賽事
鷹隊6−2歐力士
杉内は7回を5安打1失点・14奪三振。
金子は6回3分の2を10安打6失点。
このスタッツだけ見ると、杉内の圧勝のようですが、序盤はまったく逆で、開幕戦の快投そのままに鷹隊打線をヒネる金子と、常にヒットやフォアボールのランナーを背負って苦しい投球の杉内という構図でした。
それでもなんとか切り抜けられたのは、勝負どころで三振が取れたことに尽きます。6回までは、3アウト目がすべて三振でした。全アウトの3分の2を三振で取っているのもすごいですが、内野ゴロで一塁アウトというのが1つしかなかったのも珍しゅうございますね。こんなに内野ゴロのないピッチングを観るのは、たぶん初めてでございます。
初めてといえば、土曜日で写真のようにまとまった空席があるのも初めて見る光景でした。言うてもホーム開幕ですよ。びっくりですわ。
さらにびっくりなことに、選手賞がライトフェンスの「ふくぎん賞」だけになってしまっておりました。勝利投手賞もホームラン賞も猛打賞も奪三振賞も盗塁賞も、なーんにもなし( ̄○ ̄;)。
やーねー、不景気って。
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