全場完
松本山雅0−0SAGAWA SHIGA
まず写真についてお詫びを。逆光をくらって構図がよくわからないままシャッターを押し、後で確認したところSAGAWAの選手が切れてしまっておりました。
まことに申しわけございません。
誓って申し上げますが、他意はございません。撮影者がへなちょこなだけです。
万一、SAGAWAの関係者・サポの方がごらんになるようなことがございましても、ただ下手くそな写真だと嘲笑っていただければと存じます。
さて、こんな機会でもないと訪れることはまずないであろう飯田市総合運動場は、伊那八幡駅から河成段丘で3段下にあり、行きはよいよい帰りはこわいな急坂もございますが、その帰りでも徒歩20分とかかりません(伊那八幡まで行くのがたいへんだという話はこの際無視(^O^;)。
陸上競技場のスタンドといえば、ふつうトラックに沿って楕円形をしていますが、ここのスタンドはまるで球技場のような長方形。それも、メインスタンドはともかく、申しわけ程度のバックスタンドと、通路に毛の生えたようなサイドスタンドで構成されており、有料試合の開催はJFLがギリギリ可能というレベルでございましょう。
山雅のゴール裏サポは、サイドスタンドに収まる人数ではないので、左側のみトラックの近くに張られたロープまで観戦エリアを広げてありました。とくに警備スタッフを配置している風には見えず、ひとつ間違えると大暴動にもつながりかねない措置ですが(たとえば、山雅の選手が著しく不当な判定を受けるとか、ピッチ上で乱闘が起こるとかしたら、血気盛んなサポが黙っていましょうか)、クラブとサポの間で「何があっても絶対にロープを越えない」と、禁を犯した場合の罰則も含めて申し合わせているのでしょう。
ゲームのほうは、幸い大暴動が起こる余地はなく(笑)、両チームの課題がよくわかりました。
山雅は、個々の球際の強さなどは昨季王者のSAGAWAに引けをとりませんが、一線を破られるとパニックに陥る最終ラインとフィニッシャー不在の攻撃に相変わらず問題を抱えています。SAGAWAの守備は、チャンスをつくられても最後のところはやらせませんからねえ。柿本はポストプレーヤーとしては機能しているものの、シュートをはじめほかの場面ではいいところがなく、得点はかつてのようには期待できない気がいたします。
SAGAWAはまだアイドリング段階なのでしょうか、山雅の早い寄せもあってボールの落ち着くところがない状態。ワンタッチパスを数本つないで決定機をつくる場面には唸らされましたが、それよりもはるかに多いパスミス・ボール逸はSAGAWAらしくありません。
いつもよりよけいに書いております(笑)。なにせまだ飯田線の車中でございますから。ムダにあちこちギコギコ、ガタガタ言いながら走る119系にあと小1時間は乗っております。ボロいなあとは思いますが、苦にはなりませぬ。
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