巴塞隆拿か阿仙奴か
全場完
TEPCOマリーゼ3−0福岡J・アンクラス
本日は、福島県営あづま陸上競技場で、なでしこリーグ観戦でございます。
昨年、47都道府県でスタジアム観戦をコンプリートいたしましたが、必ずしも各県でいちばん大きいスタジアムに行ったわけではないので、今年からはそこを頭に置いてあちこち経巡ってみたいと考えております。
で、福島県でいちばん大きいスタジアムがこちら。メインスタンド以外は芝生席ですが、メインスタンドの威容はなかなかのものでございます。大きいついでに、スタンドからピッチまでの距離が遠いのは困りものですが(苦笑)。2日続けてフットボール専用スタジアムで観たから無理もない? いやいや、ふつうの陸上競技場と比べても遠いんですよ。
東北リーグの福島ユナイテッドを観る手もございますが、マリーゼにしたのは、久しぶりに宮本ともみさんを見たかったからにほかなりません。
Lリーグ(当時)のプリマハムFCくノ一(当時)を観たとき、ピッチの真ん中で背筋をスッと伸ばして長短のパスを自在に繰り出す姿が「わあ、グァルディオラだ」と思った選手がいて、それが三井さん(当時)でした。結婚・出産を経て「主婦選手」「ママさん選手」という面ばかりがクローズアップされるようになりましたが、そんなことよりもまずピッチ上の彼女のプレーをとくとごらんなさい!と申し上げとうございます。
マリーゼでの宮本さんは、ペップではなくトゥーレ・ヤヤのように急所を押さえることが第一の役回りでした。というのも、チャビのような上辻さんやダニ・アウヴェスの左サイド版のような鮫島さん、プジョールのような下小鶴さんなど、能力の高い選手が揃っているからで、3トップと2列目がタテにもヨコにも頻繁にポジションチェンジするあたりもバルサやアーセナルっぽく、つまりは観ていて楽しい攻撃サッカーを展開してくれるのでございます。宮本さんもやっていて楽しいでしょう。移籍は正解でございましたね。
今日も何点入ってもおかしくないほど圧倒しまくりましたが、詰めの部分がいまひとつだったのが半分と、蹂躪されながらもGKを筆頭に必死で守ったアンクラスの健闘が半分で、3点にとどまったというところでございました。
こんなチームをタダで観られる福島の皆さんは幸せですね。今日は4200人を超える観客が集まり、スタンド下の福島B級グルメ売店も大賑わいでございました。
スタジアムとひとりの選手を観にきたはずが、すっかりチームにハマってしまいました。こんどはJヴィレッジに行ってみようかしらん。
「足球」カテゴリの記事
- 残った!(2013.01.20)
- マリーゼ改めベガルタレディース(2012.09.16)
- 県一スタジアムの旅・山口編(2012.07.08)
- 行こうかな? 行けるかな?(2012.03.04)
- おめでとう澤さん(2012.01.10)
The comments to this entry are closed.
Comments