松嶋屋三昧ですが何か?
さる3月の大阪松竹座で、演目がおもしろくて役者が良ければ昼夜連チャンでも苦にならないことを学習いたしました。いや、今日しかチャンスがなかったもんで……。
夜の「伊勢音頭恋寝刃」も良うございましたが、何と申しましても白眉は昼の「江戸唄情節」。「役の性根を捉える」とはこういうことなのだなとあらためて勉強いたしました。お米さんが事切れる場面で、客席からすすり泣きが聞こえてきたのもけだし当然と思いました次第。
松嶋屋は言うに及ばず、大和屋・萬屋の充実ぶりも特筆されましょう。
あ、約1名、見得を切っても体がぐらぐらしまくりの「勉強会レベル」がいましたが。後ろにいる親父さんから、毎日ダメ出しされていることでございましょうね(^_^;)。
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Comments
ぐらぐらしてたのは長男の長男っすか?
今日はワタクシの友人も松竹座におりましたので、後で様子を聞いてみよう(^^;
通し観劇は体力勝負ですが、
遠征のときは昼夜の間の暇つぶしもこれまた…
9月はワタクシも松竹座に参ります。
(何故か蝦と亀兄が一緒に出るという不思議な座組でして)
Posted by: せっちゃん | 星期日, 17 七月 2011 21:25
ご明察〜。
初日を観たうちの兄は「肩で息をしていた」と申しておりました。どうも役者をやるための体力からまず鍛える必要がありそうですね。
AB蔵は信長と弁慶ですか。「ぼく、こういうのしかできませーん」と言ってしまったほうがラクになるんじゃないですかねえ。
Posted by: くろがね・みちお | 星期二, 19 七月 2011 21:54