今季はサガン鳥栖があんなこと(笑)になったため、地域リーグ決勝大会はほとんど結果のみのフォローとなっておりました。
今日の決勝ラウンド最終日は生観戦いたしましたが、4チームとも今季は初見という体たらくでございます(^_^;)。
第一試合、すでに2位以上が確定しているYSCCと、3位以上が確定している藤枝MYFCとの対戦は、1−1でPK戦に突入。この時点でYSCCの優勝が決まり、さらにPK戦を制した藤枝が2位となって、揃ってJFL自動昇格の権利を得ました。
YSCCは、昨年も一昨年も決勝ラウンド4位に甘んじ、三度目の正直でようやく全国リーグの切符をつかみ取りました。藤枝も、地域決勝は2回目の挑戦ですが、前身ともいえる静岡FCの分を勘定に入れますと、はたして何度目の正直になるのやら……にわかにはわからないほどの数字であるとだけは申せます。
3位決定戦となった第二試合は、同点に追いつかれたHOYO大分がすぐに勝ち越しゴールを挙げ、S.C.相模原の猛攻を凌ぎきって2−1で勝利。とりあえずJFL入替戦の出場権を獲得……とアナウンスされていますが、ジェフリザーブスの退会が決まっているので、J2に2チーム昇格すればJFLに3つ空きができ、HOYOも自動昇格ということになるかと存じます。
関東リーグ2部所属ながらJリーグ準会員の相模原は、2年連続で優遇措置によりこの大会に参戦しましたが、またも涙を飲むこととなってしまいました。噂なのか内定事項なのか、来季からは優遇措置では出られないという話もあり、リーグ戦を地道に勝ち抜く必要がありそうでございます。
今年は、ここ数年の「地域決勝フィーバー」と申しますか、サボや報道陣が大挙してスタジアムにやってくる現象はなかったようで、今日の観客数は主催者側の発表で400人ほど。かつての地域決勝の姿に戻ったような感じがいたしました。
これはおそらく、Jリーグが当面の方針として「J2は22チームまで増やす」と掲げた、その22の枠が今年埋まりそうであることが関係していると思われます。もはや力業でJに上がろうとしてもかなわないということでございますね。
とはいえ、将来のJ参入を標榜するチームは、相模原をはじめ各地域にいぜん存在します。来季の地域リーグも目が放せません。個人的には、国体でスタジアムが改装されたレノファ山口に注目いたしております(維新百年記念公園陸上競技場で生観戦すると「県一スタジアム」コンプリートになるという不純な動機もございますが(^_^;)。
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