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アウスタ納め

アウスタ納め
天皇盃十六分之一決賽

全場完

清水心跳 2
千葉市原 0


快晴で富士山もくっきりと見えた日本平ですが、ゲームは何だかモヤモヤでございましたね(苦笑)。

とくに前半は、サイドを崩してもゴールの匂いがまったくしないありさまで、宏介をさしおいてヨンアピンをSB起用する意味がよくわかりませぬ。宏介が出ていきそうだからなのでしょうか?

2点取ったあとも、チャンスは山ほどございましたが、もったいないおばけがこれまた山ほど出現。うっかりミスからあわやという場面も一度ならずで、失点0で終われたのは不思議な気がいたします。

とはいえ、トーナメント戦は一にも二にも結果が大事。どんな内容でも、まずは勝つことが最優先でございますから、そのミッションはきっちりと果たしてくれました。

今日決まらなかったゴールは、準々決勝にとっておいたということでひとつ(笑)。

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昇格祭りPart3

昇格祭りPart3
昇格祭りPart3
JFL災害復興支援試合

全場完

松本山雅0−3ソニー仙台


東日本大震災で被災したソニー仙台は、JFLに後期から参戦しました。延期して後期日程の間に組み込まれていた前期6試合については「災害復興支援試合」として、ソニー仙台のみ勝ち点計算の対象となっています。ソニー仙台以外の17チームはリーグ戦の試合数を33に統一するためと、ソニー仙台は少ない試合数で順位を競わなければならないことを考慮して、このようなレギュレーションになりました。

今節は、リーグ最終戦なのに「前期第1節」という冗談のようなスケジュールでございますが、前節でJ昇格圏の4位以内がめでたく確定した松本山雅にとっては、文字どおりの“花試合”となりました。控え選手を多数起用して、およそコレクティブとは縁遠いサッカーを展開。GKとDFとの連携などないに等しく、失点にこそつながらなかったものの危うい場面がてんこ盛りでございました。

試合終了後のセレモニーで、加藤監督は「今日はみっともない試合で申しわけありません」と謝っていましたが、だったらベストメンバー出しなはれ(笑)

その加藤監督、来季以降の話になるとみょーに他人事のような口ぶりになり、おや?と思っておりましたところ、最後に「残念ながら私はS級ライセンスを持っていないので、私だけJに上がれません(笑)」というオチをかましてくれました。J2で戦っていくには、補強も含めたレベルアップが必要と感じておりましたが、まず監督を呼んでこなくちゃいけないんですね。

写真は、山雅サボの「ソニー仙台コール」にピッチを縦断して返礼するソニー仙台のメンバーと、場内一周で松田直樹ビッグフラッグの前を通る山雅のメンバー。ともに辛い出来事に見舞われた両チームが、こうして最終戦で相まみえて新たな出発を誓い合うというのも、何かの巡り合わせと申しましょうか。

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昇格祭りPart2

昇格祭りPart2
今季はサガン鳥栖があんなこと(笑)になったため、地域リーグ決勝大会はほとんど結果のみのフォローとなっておりました。

今日の決勝ラウンド最終日は生観戦いたしましたが、4チームとも今季は初見という体たらくでございます(^_^;)。

第一試合、すでに2位以上が確定しているYSCCと、3位以上が確定している藤枝MYFCとの対戦は、1−1でPK戦に突入。この時点でYSCCの優勝が決まり、さらにPK戦を制した藤枝が2位となって、揃ってJFL自動昇格の権利を得ました。

YSCCは、昨年も一昨年も決勝ラウンド4位に甘んじ、三度目の正直でようやく全国リーグの切符をつかみ取りました。藤枝も、地域決勝は2回目の挑戦ですが、前身ともいえる静岡FCの分を勘定に入れますと、はたして何度目の正直になるのやら……にわかにはわからないほどの数字であるとだけは申せます。

3位決定戦となった第二試合は、同点に追いつかれたHOYO大分がすぐに勝ち越しゴールを挙げ、S.C.相模原の猛攻を凌ぎきって2−1で勝利。とりあえずJFL入替戦の出場権を獲得……とアナウンスされていますが、ジェフリザーブスの退会が決まっているので、J2に2チーム昇格すればJFLに3つ空きができ、HOYOも自動昇格ということになるかと存じます。

関東リーグ2部所属ながらJリーグ準会員の相模原は、2年連続で優遇措置によりこの大会に参戦しましたが、またも涙を飲むこととなってしまいました。噂なのか内定事項なのか、来季からは優遇措置では出られないという話もあり、リーグ戦を地道に勝ち抜く必要がありそうでございます。

今年は、ここ数年の「地域決勝フィーバー」と申しますか、サボや報道陣が大挙してスタジアムにやってくる現象はなかったようで、今日の観客数は主催者側の発表で400人ほど。かつての地域決勝の姿に戻ったような感じがいたしました。

これはおそらく、Jリーグが当面の方針として「J2は22チームまで増やす」と掲げた、その22の枠が今年埋まりそうであることが関係していると思われます。もはや力業でJに上がろうとしてもかなわないということでございますね。

とはいえ、将来のJ参入を標榜するチームは、相模原をはじめ各地域にいぜん存在します。来季の地域リーグも目が放せません。個人的には、国体でスタジアムが改装されたレノファ山口に注目いたしております(維新百年記念公園陸上競技場で生観戦すると「県一スタジアム」コンプリートになるという不純な動機もございますが(^_^;)。

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昇格祭り

昇格祭り
全場完

鳥棲砂岩隊 2
熊本羅亞素 2


サガン鳥栖史上最高の22,532人が詰めかけ、ベアスタはゲーム前からお祭りムードに満ちておりました。

ホームの観客の声援は、もちろんホームチームの背中を押すものでございますが、今日のようにあまりにビビッドに反応すると、選手はあわててプレーしたりつい力が入ったり、かえっていつものパフォーマンスができなくなってしまいます。そのせいもあって、全体としてはロアッソのゲームでしたが、二度のビハインドを追いついてドローに持ち込み、勝ち点1を上積みして単独2位となり、晴れてJ1昇格でございます。

フューチャーズからの苦難の歴史を知る理貴がGKコーチとして戻ってきた年に、というのも何かの巡り合わせのような気がいたします。理貴と永井強化部長にとっては、感慨もひとしおでございましょう

祝福のメッセージを掲げてサガン鳥栖コールをしてくださいましたロアッソサボの皆さん、ウィントス君にJ2卒業証書を授与してくださいましたロアッソ君、ありがとうございました。アウェイフレンドリーな熊本のスタジアムを私は忘れません。こんどはJ1でバトル・オブ・九州やりましょう。

とは申してみたものの、現有戦力だけでJ1に定着できるとはとうてい思えません。財政的に無理をしない(できない(^_^;)中で、はたしてどんな補強をして戦力を整えられるのか、新たな(そして難しい)チャレンジが待っています。

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