残った!

残った!
関西サッカーリーグ入替戦

全場完

京都紫光クラブ1−0獨協蹴鞠団


2013年最初のサッカー観戦は、弊委員会がスポンサードする紫光クラブの関西リーグ生き残りを懸けたゲームとなりました。

内容云々は半ばどうでもよく、一に結果、二に結果、三四も結果、五に結果というシビアな戦いでしたが、ミッション・コンプリート!\(^o^)/

苦しいシーズンだったと思います。加えて、リーグカップから今日まで約2か月間公式戦がなく、試合勘という面でどうなのかとも思っていましたが、選手たちはしっかり結果を出しました。

来季のディビジョン2は、おそらく群雄割拠の大混戦になるのではないかと予想しています。紫光にもチャンスは充分にあります。ぜひ大きく飛躍していただきたいですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

マリーゼ改めベガルタレディース

マリーゼ改めベガルタレディース
なでしこチャレンジリーグ

全場完

ベガルタ仙台3−0AC長野パルセイロ


原発事故のため活動休止となったマリーゼをベガルタが引き受け、今季から2部のチャレンジリーグで再出発となりました。

2部なんですが、なでしこリーグ(つまり1部)のチームに移籍していた旧マリーゼの選手たちが続々と戻って、というか加わってきて、ついにラストピースともいうべき鮫島さんまでやってきました。

今日はその鮫島さんのベガルタデビュー戦とあって、会場を七北田に変更したのですが、これが大正解で、入場者数はなんと8600人超!(@o@;) 常盤木学園との「仙台ダービー」に6500人集まったってのもすごいと思いましたが、あっさり記録更新ですな。女子の2部でこの数字は、去年ですら考えられなかったっすよ。

メインスタンドのコンコースでは、鮫島さんの銀メダルを展示していて、長蛇の列。「立ち止まらずにそのままお進みください!」と係員が連呼している姿は「モナリザ展」かと思いました(いつの話や(^_^;)。

メダル見たさに来る人もいるのなら、有料開催にしてもよかったんじゃなかろうか。

ゲームのほうは、首位と最下位という順位そのままの実力差があり、パルセイロのGK松本さんがスーパーセーブを連発しなかったら、前半のうちにベガルタが4〜5点取って“終わって”しまうところでした。最も活躍した選手という意味では、MOM(ん? WOMか?)は間違いなく松本さんでしょう。

旧マリーゼの選手が再結集したとはいえ、監督が変わっているせいか、ベガルタのサッカーはマリーゼとは明らかに異なり、4−2−3−1のフォーメーションでとにかく両サイドから徹っっっ底的に崩しにかかります。相手にとっては、わかっていてもこれだけ執拗にやられるといつかは根負けしてしまいそうな、かなりエゲツない攻撃ではあります。

で、鮫島さんをラストピースと言ったのは、このサッカーにうってつけの選手だからでもあります。今日はまだコンディションが戻っておらず後半のみの出場でしたが、それでも随所に「サメちゃん走り」をみせてチャンスを演出し、存在感を放っていました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

県一スタジアムの旅・山口編

県一スタジアムの旅・山口編
中國足球聯賽

全場完

レノファ山口7−0三菱自動車水島


えーと、中国リーグといっても、中華人民共和国でも中華民國でもありませんから。日本の中国地方の地域リーグですから(こんなことをいちいち断っておかなきゃならない弊ブログっていったい(^_^;;;;)。

昨年の山口国体のメインスタジアムとして全面改築成った維新百年記念公園陸上競技場。さすがに新しくて、メインスタンドの大屋根が目を引きます。しかし、特別席として誂えた中央部の座席にはクモが巣を張ってたりして、いかにもデカいスタンドを持て余している感ありありです。

もちろん、レノファ山口がJFLさらにはJリーグに参入すれば、ここがホームスタジアムとなって有効利用が図られましょうが、今日のゲームを観る限りではうーんと唸らざるを得ません。

率直に言って、このDFではスピード系のFWにそうとう苦労すると思われます。GKとの連携でもあわやという場面がありました。

7点取った攻撃陣は“やりたい放題”でしたが、むしろ三菱水島にかつてJFLでブイブイいわせていた面影がまったくなく“やられ放題”だった印象のほうが強いですねえ。


さて、47都道府県の「県一スタジアム」を訪ねる旅は、今回をもってコンプリートとなりました。まとめはいずれ稿を改めてやる……かどうかわかりませんが(^_^;)、スタジアムを巡る旅は終わりません。現在進行中の別ミッションもありますし(どんなミッションかはいずれ明らかになりましょう)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

行こうかな? 行けるかな?

行こうかな? 行けるかな?
Jリーグはもはやほぼ決まったスタジアムで開催されているので、サプライズなスタジアムが期待できるのはJFL以下のカテゴリー&なでしこリーグということになる昨今。

その意味では待ちわびていた(笑)両リーグの日程が発表になっております。

まだまだ行ってないスタジアムがたくさんあるなあと思う一方、どうしても行ってみたい/行っておきたいと思うスタジアムは、減ってきております。

そんな中で候補に挙げたのは以下のとおり。


○七ヶ浜
○利府
ソニー仙台がこれらのスタジアムでホームゲームをやれるのは感慨深いものがあります。

○保土ヶ谷
○藤枝市民
ともに、全国リーグの有料試合をやるのはいつ以来?

○藤枝総合
ここは地域決勝を観にいったことがありますが、両ゴール裏からバックスタンドにかけて“タダ見パラダイス”で、おまけにスタジアム横の築山に展望台まであるという、有料試合をやれるものならやってみな!と公園設計者がケンカを売っているとしか思えない構造。ここでどのような運営ができるのか、見ものです(ウゥーンいけずぅー(^_^;)。

○秋津
○美作
意外にも、じつはまだ行ったことがありません。

○広島広域第1
なでしこリーグ今季最大のサプライズスタジアム。INACがわざわざここでホームゲームをやってくれるというのは、かなり“おいしい”でしょう。

○島原陸
昨年、朝の雨でヘタレたので、今年は強い意志を持って(笑)行きたいと思います。

○大分中津
JFLの今季最大のサプライズスタジアムはここでしょう。いやー、意表を突かれました。中津にJFL開催可能なサッカー場があること自体ノーマークでしたもんねえ。


……あはは、けっこうな数になってるぢゃないか(自爆)。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

おめでとう澤さん

おめでとう澤さん
選ばれるだろうとは思っておりましたが、いやーすばらしい。佐々木監督も世界最優秀監督に選ばれ、なでしこジャパンがあらためて世界一の評価を受けたと申せましょう。

普段はサッカーを観ない知人も、なでしこジャパンには夢中になり、ワールドカップ決勝の澤さんの同点ゴールに鳥肌が立ったと述懐していました。

それにしても、羨ましゅうございますねえ、メッシと握手なんて(そこかい!(^o^;)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

昇格祭りPart3

昇格祭りPart3
昇格祭りPart3
JFL災害復興支援試合

全場完

松本山雅0−3ソニー仙台


東日本大震災で被災したソニー仙台は、JFLに後期から参戦しました。延期して後期日程の間に組み込まれていた前期6試合については「災害復興支援試合」として、ソニー仙台のみ勝ち点計算の対象となっています。ソニー仙台以外の17チームはリーグ戦の試合数を33に統一するためと、ソニー仙台は少ない試合数で順位を競わなければならないことを考慮して、このようなレギュレーションになりました。

今節は、リーグ最終戦なのに「前期第1節」という冗談のようなスケジュールでございますが、前節でJ昇格圏の4位以内がめでたく確定した松本山雅にとっては、文字どおりの“花試合”となりました。控え選手を多数起用して、およそコレクティブとは縁遠いサッカーを展開。GKとDFとの連携などないに等しく、失点にこそつながらなかったものの危うい場面がてんこ盛りでございました。

試合終了後のセレモニーで、加藤監督は「今日はみっともない試合で申しわけありません」と謝っていましたが、だったらベストメンバー出しなはれ(笑)

その加藤監督、来季以降の話になるとみょーに他人事のような口ぶりになり、おや?と思っておりましたところ、最後に「残念ながら私はS級ライセンスを持っていないので、私だけJに上がれません(笑)」というオチをかましてくれました。J2で戦っていくには、補強も含めたレベルアップが必要と感じておりましたが、まず監督を呼んでこなくちゃいけないんですね。

写真は、山雅サボの「ソニー仙台コール」にピッチを縦断して返礼するソニー仙台のメンバーと、場内一周で松田直樹ビッグフラッグの前を通る山雅のメンバー。ともに辛い出来事に見舞われた両チームが、こうして最終戦で相まみえて新たな出発を誓い合うというのも、何かの巡り合わせと申しましょうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

昇格祭りPart2

昇格祭りPart2
今季はサガン鳥栖があんなこと(笑)になったため、地域リーグ決勝大会はほとんど結果のみのフォローとなっておりました。

今日の決勝ラウンド最終日は生観戦いたしましたが、4チームとも今季は初見という体たらくでございます(^_^;)。

第一試合、すでに2位以上が確定しているYSCCと、3位以上が確定している藤枝MYFCとの対戦は、1−1でPK戦に突入。この時点でYSCCの優勝が決まり、さらにPK戦を制した藤枝が2位となって、揃ってJFL自動昇格の権利を得ました。

YSCCは、昨年も一昨年も決勝ラウンド4位に甘んじ、三度目の正直でようやく全国リーグの切符をつかみ取りました。藤枝も、地域決勝は2回目の挑戦ですが、前身ともいえる静岡FCの分を勘定に入れますと、はたして何度目の正直になるのやら……にわかにはわからないほどの数字であるとだけは申せます。

3位決定戦となった第二試合は、同点に追いつかれたHOYO大分がすぐに勝ち越しゴールを挙げ、S.C.相模原の猛攻を凌ぎきって2−1で勝利。とりあえずJFL入替戦の出場権を獲得……とアナウンスされていますが、ジェフリザーブスの退会が決まっているので、J2に2チーム昇格すればJFLに3つ空きができ、HOYOも自動昇格ということになるかと存じます。

関東リーグ2部所属ながらJリーグ準会員の相模原は、2年連続で優遇措置によりこの大会に参戦しましたが、またも涙を飲むこととなってしまいました。噂なのか内定事項なのか、来季からは優遇措置では出られないという話もあり、リーグ戦を地道に勝ち抜く必要がありそうでございます。

今年は、ここ数年の「地域決勝フィーバー」と申しますか、サボや報道陣が大挙してスタジアムにやってくる現象はなかったようで、今日の観客数は主催者側の発表で400人ほど。かつての地域決勝の姿に戻ったような感じがいたしました。

これはおそらく、Jリーグが当面の方針として「J2は22チームまで増やす」と掲げた、その22の枠が今年埋まりそうであることが関係していると思われます。もはや力業でJに上がろうとしてもかなわないということでございますね。

とはいえ、将来のJ参入を標榜するチームは、相模原をはじめ各地域にいぜん存在します。来季の地域リーグも目が放せません。個人的には、国体でスタジアムが改装されたレノファ山口に注目いたしております(維新百年記念公園陸上競技場で生観戦すると「県一スタジアム」コンプリートになるという不純な動機もございますが(^_^;)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

もったいないおばけ、出現

もったいないおばけ、出現
全場完

松本山雅1−1千葉預備隊


今年3度目、松田直樹物故後は初のアルウィン観戦でございます。

前節の勝利で、J昇格圏の3位に浮上した山雅。あとはこのまま勝ち続ければいいのですが、そうは簡単にいきませんでした。

攻撃のコンダクターとして途中加入してきた大橋が、DFラインを真ん中から切り裂くスルーパスを次々ぶっ込んできますが、受け手が合わせられず。往年の木島良輔なら、ごっつぁんですとばかりに裏へ抜けてきっちりゴールを陥れていたところでございましょうに……。やがて大橋に苛立ちの色が見え、パスの精度も落ちてしまいました。

両サイドも攻略できていたので、もっと早くに2トップをツインタワーに入れ替えたほうが、ゴール前の迫力を出せたと思います。じっさい、待望の先制点は、投入間もないガチャがCKに飛び込んでオウンゴールを誘ったものでしたし。

守備面でも、前線からのチェイシングが効いていて、ビルドアップのボールを不用意に失ったときとセットプレーくらいしか危険な場面はありませんでしたが、先制直後にそのセットプレーからあっさり同点にされてしまいました。これではそれまでの守備が台無しでございます。ああもったいない、勝ち点2つ取り逃がしましたねえ。

どうも自分たちでJ昇格戦線をカオスなものにしてしまっているような(^_^;)>山雅。

ジェフリザーブスは今季限りで活動終了が決まっていますが、それをもってモチベーションが落ちることはないのがアマチュアクラブの(プロとは違う)メンタリティでございます。JFLを卒業するには、そうしたメンタリティの相手にも打ち克たねばならないわけですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

山大ダービー!?

山大ダービー!?
山形足總盃・決賽

完成賽事

山形大学体育会サッカー部 1
山形大学医学部サッカー部 2


対戦カードもかなりインパクトがございますが、会場の山形市陸上競技場がこれまた強烈で、JFL時代のモンテディオ山形がここで有料試合を開催していたとはにわかには信じられない思いがいたします。

トラックが砂なのはサッカーには直接関係ないのでスルーするとして(こらこら)、バックスタンド上の通路は草ぼうぼうで通路の体をなしておらず、有料試合開催のために設けたとおぼしきフェンスがなければどこからがスタンドなのかわからないほど。両サイドに至っては、途中でつくるのをやめてそのまま放ったらかしにしたかのような投げやり感さえ漂っております。唯一立派なと言っていい4基の照明塔にしてみれば、何が悲しゅうてこんなうらぶれたスタジアム照らさなあかんねんとおのが身の不幸を嘆いていることと存じます。

さてゲームですが、医学生がサッカーやる暇あるの?という素朴な疑問は、彼らのプレーを見て雲散霧消いたしました。ポストもできてラストパスも出せる10番、ラインの裏を執拗に狙う小さくて速いFW、相手のフィードを壁のようにはね返す屈強なCB、ロングスローをゴール前に投げ入れ続けて勝ち越しゴールをお膳立てしたSB……これ、全員医学部の選手です。いやはやお見それいたしました。かたや体育会は、アグレッシブな医学部の前に終始後手を踏んでしまいましたね。この結果はけだし当然といえましょう。

医学部のベンチ外選手たちはバックスタンドの一角に陣取って応援チャントを歌っていましたが、「レッツゴー山大!」ってどっちも山大ですよ(爆)

一方、一般学生は「どっちが勝っても山大の優勝だし(笑)」「(接触で倒れて痛がっている体育会の選手に医学部の選手が声をかけているのを見て)あれ医学部だから、やっぱり『はい、どうしましたー?』とか聞いてるんだろうね(笑)」などとネタ満載のユルい会話。ふだん両チームはどの程度交流があるのか審かではございませんが、“山大対決”はダービーのピリピリした雰囲気とは真逆のようでございました。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

千代台(ちよがだい)初観戦

千代台(ちよがだい)初観戦
全場完

札幌岡薩多 2
京都不死鳥 1


毎年1回、コンサドーレがJ公式戦を開催している函館市千代台公園陸上競技場。以前からいちど行ってみたいと思っておりました。「市電で行けるスタジアム」というのが、じつに魅力的ではございませんか。

立派なメインスタンドと、ピクニック気分で観戦できそうな芝生席のバックスタンド、そして最も特徴的なのがホーム側が椅子席でアウェイ側が芝生席と如実に差が顕れている両ゴール裏でございます。相手サポにここまではっきりと「アウェイの洗礼」をお見舞いするスタジアムも、日本にはそうそうございませんね(いや、そういうつもりでつくったわけじゃないって(^_^;)

ゲームは、アウェイのサンガが前半早々に先制し、そのまま若い3トップに中盤の3人が絡んだパスワークとドリブルでコンサドーレを圧倒。コンサは4日前にジェフを4−0で屠ったチームとは思えないダメダメぶりで、中3日という日程が響いているのでしょうか。

後半すぐに追いついて、さらにカウンター一発で逆転に成功しましたが、そこからまたギアを1段上げたサンガに、足の止まったコンサはギタギタに切り刻まれます。それでも最後のところでは体を張って守り、サンガのフィニッシュの甘さにも助けられて、ホームチームがどうにかこうにか逃げ切りました。

サンガにとっては「負けた気がしない」ゲームだったことと存じます(記者会見で強気な言葉を並べる大木さんの姿が容易に想像できまする)。が、負けた原因はまぎれもなく自分たちにあったことを忘れてはいけないでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧