クラブワールドカップは何としても行かねば!

クラブワールドカップは何としても行かねば!
ルーニーもギグスも朴智星も奮闘していたのに、終わってみれば「バルサの、バルサによる、バルサのためのゲーム」だったのは、曼聯の選手・監督・サポにとってせつなすぎますねえ……なんて、相手の心配をしてしまうくらい、圧巻の欧州制覇でございました。

相手からすると、こんなイヤなチームはないと思わせるバルサですが、ビッグイヤーをアビダルに掲げさせる(しかもいつの間にか腕にキャプテンマークまで巻いてるし(^_^;)なんて心遣いは、「勝ちゃいいのさ、勝ちゃ」というどこかの白いチームには及びもつかないことでございましょう。

「MVPトリオ」の揃い踏みゴールがいずれもゴラッソだったのも素晴らしかったのですが、英超聯賽で絶賛売り出し中のチチャリートにシュートすら撃たせなかった守備陣のしたたかぶりに、じつは準備の面でもバルサはおさおさ怠りなかったのだと唸らされました。

唸るといえば、スカパー!現地解説の城福氏。後半はバルサが攻めるたびに、

「むうううう……」
「ぐおーーー!」
「ぬぉわぁーっ!!」

と、唸り声ばかり上げていたのが笑えました。解説よりも何よりも、まず唸るしかないという心境はよくわかります。

12月には、日本のクレたちの前で、クラブ世界一になっていただきとうございます。

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脱帽m(_ _)m

脱帽m(_ _)m
情報遮断に成功して、今視終わりました。

今期の集大成といえるゲームでしたね。どんな相手にもバルサのサッカーを貫いて勝ってみせました。すごい。すごすぎます。

正直言って、曼聯の攻撃陣を抑えきれるのか、ちょっと心配ではありました。立ち上がり、その心配がどんどんふくらんでいく中で、エトーが初めてのチャンスをきっちり決めて先制。あれでバルサはすっかり落ち着きを取り戻しましたね。私が心配するようなことじゃなかったな、と(笑)。

いきなり三冠を獲って、来期はだいじょうぶなの? これ以上はないから、あとは落ちるだけじゃないの? という新たな心配が湧き起こるあたりが、ファンの因果なところですが、獲れるときに獲っとくべし!ってのもまた真実。

ビスカ・バルサ!! ビスカ・カタルーニャ!!!

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おっしゃるとおりでした

おっしゃるとおりでした
おっしゃるとおりでした
ま、ベルナベウでの2−6でリーガは“終わって”ましたけどね。

コパ・デル・レイの決勝は、スタンドを見ているだけでこみ上げてくるものがあるような、ちょっと形容しがたい雰囲気でしたね。ビルバオサポ、素晴らしすぎます(感涙)。

最近、何かが憑いたかのように聖人君子発言を繰り出すエトーですが、これは掛け値なしの実感だったでしょう。全面的に賛成なり。

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言いわけその3

言いわけその3
言いわけその3
バルセロナでほかに何をやってたかというと、とりあえずメトロとトラムは全線乗っとこうと思いまして、2日乗り放題のきっぷを買って……結局2日いっぱいかかって乗りました(つまり2日間乗りづめでした(^o^;)

休日はトラムの運転間隔が15〜20分おきになり、乗り換えの待ち時間が予想以上に長かったんですよ、と言いわけ。

ちなみに、写真上はトラムではなく、週末のみ運行のレトロな路面電車です。山の上の遊園地へ行くフニクラ(ケーブルカー。右奥の白い壁が駅です)に接続していて、こいつ自身も登り坂をゴロンゴロン言いながらゆっくり上っていきます。私が乗りにいった土曜日の11時頃で、のりばには長蛇の列。遊園地に行くつもりはないけど、この電車には乗りたかったので、ざっと20分くらい待ちましたかね。

で、トラムの写真はないのか? ないんです(^_^;)。じつはけっこう速いんで、シャッターを切るタイミングがとうとうつかめなかったんですぅ、とまた言いわけ(笑)。

そのかわり、トラム3号線の終点からほど近くにある、バルサの新しい練習拠点シウタ・デ・エスポルティーバを撮っておきました(写真下)。一般人は中へは入れないんですが、建物を見るだけでなんか感動を覚えてしまうのはなぜなんだろう?

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言いわけその2

ていうか、やはり蹴球場ミシュラン委員会としては、おこがましいけどカンプノウの評価をしなくちゃね。

〈アクセス……★★★★〉
メトロの駅からたらたら歩いても10分前後。ま、問題ありませんな。

〈雰囲気……★★★★★〉
これは前トピックでも書いたとおり。クレ最高!
バルサがしょぼいゲームをやって、スタンドで白いハンカチが打ち振られる光景も、それはそれで見てみたい気もする(^^;。

〈観やすさ……今回は★★★★★〉
手に入った席がバックスタンド1階中央前方っすから、これで観にくかったら最低でしょ(笑)。

〈構造……★★★☆〉
良くも悪くも「古いスタジアム」。2階席に降った雨が、最前部から1階席にダダ漏れしていた。客席ではなく間の通路にだったけど、私の席はダダ漏れの中をくぐらないと行けなかった(泣)。って、じつはスタンド下にも通路があったんだけどね。にしても、ダダ漏れはダダ漏れ。
2階席・3階席も覗いてみたかったけど、入場口から截然と分かれていて各階相互の行き来はできず。このキャパだからねえ、緊急避難のことを考えても賢いやり方だと思う。

〈グルメ……★★★〉
これは日本のスタジアムのほうが上だね。売店の数は多いけど、売ってるものは基本的に同じ。鉄板でソーセージや牛肉を焼いてパンにはさんだのを買ったら、このパンが形も固さもやたら食べにくくて大苦戦(ふつうのホットドッグを売る店もあり)。それと、メインスポンサーに名を連ねるコカコーラが、コーヒーよりも高いのはどういうわけだ!?
ただ、スペイン人は昼食をゆっくりとたらふく食べるかわりに夜はあまり食べないというので、そんなにいろんな食べ物を並べても売れない、のだろう。

総合評価……★★★★

クラブ側も、カンプノウは古いという認識はあるようで、去年だかに改装の構想が発表されたけど、もし本当に改装されたあかつきには、ぜひ再訪したいっす。あ、チャンスがあるなら、改装前でも、何度でも(要はまた行きたいんじゃん(^^;)。

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言いわけその1(笑)

言いわけその1(笑)
言いわけその1(笑)
先々週の更新が滞っていた言いわけ(笑)です。

じつは、10日からバルセロナに行ってまして、14日に帰国しました。その準備で公私ともバタバタしてまして、現地でiPod君をWi-Fi接続しようとしたらswisscomが何やわからんこと言うてくるし(つなげたところで1日17ユーロだなんて法外なこと言うし)で、なかなか更新できなかった、と。

目的は、一にも二にもカンプノウ生観戦!! かねてからの念願でしたが、今期のバルサを見るにつけ「今行かないで何とする!」という気持ちがふつふつと湧いてきて、なかば発作的にマイルをうりゃっ!!とたたっ切った次第であります。

観たのは、リーガ・エスパニョーラ第30節、11日(土)のレクレアティーボ戦。チャンピオンズリーグのバイエルン戦1st leg爆勝から3日後、2nd legの3日前というたて込んだスケジュールのなかでのゲームということで、先発メンバーはバイエルン戦から5人入れ替えてたけど、デフォルトのダニエウ・アウベス(^_^;)はともかく、メッシ、アンリ、イニエスタが顔を揃えたのにはびっくりした。

で、開始1分もたたないうちに、アンリの突破から最後はイニエスタが決めて、あっさりと、じつにあっさりと先制。

これでバルサの選手たちはちょっと安心リラックスモードに入ってしまったようで、いつもの強烈なプレスや自陣に入れさせもしない圧倒的なボール支配はなく、メッシやイニエスタのドリブルからチャンスを作るものの単発的で、これでもかという波状攻撃はみられず。一方、レクレに攻め込まれる場面は、3日前のバイエルン戦よりははるかに多かったから、この2試合だけを観た人は、バイエルンよりレクレのほうが強いと思うだろうね(笑)。

そのバイエルン戦で、サスペンション狙いのストップモーションで笑いを誘ったマルケスが、この日はボケボケなプレーを連発。古巣対決となったカセレスのほうが、力強く安定していた。ってまさか、ああやって若い選手の成長を促してるの?(笑)

後半になっても、チャビを投入しても、ペースはあまり上がってこなかったけど、イニエスタのシュートがオウンゴールを誘って2点目が入ると、スタンドのクレたちに「今日はまあ、勝ってマドリーにとりあえず9ポイント差をつけられればよしとしよう」という割り切った空気が流れたのには、ちょっと驚いた。クレも本気で二冠・三冠を狙ってるんだなあ。

そんな余裕があるにしても、ダメ押しのはずのPKをGKにさっくり止められてうなだれるメッシを見て、バックスタンドから自然発生した「メ〜ッシ! メ〜ッシ!」のコールがまたたく間にスタジアム中に広まったのには、鳥肌が立ったっす。

「ここはただデカいから特別なスタジアムといわれてるんじゃない。こんな観客が集まるからこそ、カンプノウは偉大なスタジアムなんだ」
そしてあらためて思いました。
「来てよかった。今日、来てよかった。こんなクレたちといっしょにイムノを歌えて、私は幸せだ」

写真下は、試合前ににわか雨が降ったというのに、ハーフタイムにスプリンクラーで水をまくの図。カンプノウでは、パスがよく走るようピッチに水を撒くのが習わしとなってますが、雨上がりのハーフタイムにまで撒いてるとは( ̄○ ̄;)。いやー、行ってみないとわからないことって、まだまだたくさんあるねえ。

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タモリも徹子も真っ青

タモリも徹子も真っ青
カンプノウのスタジアムアナウンサー、マネル・ビックさん。

この方は何がすごいって、バルサのホームゲームの場内アナウンスを50年!ずっとやってるんですと。カンプノウができる前からだってんだから、目まいがしてきまさあね。「ギネスブックに載るんじゃないか」とおっしゃってますが、一つのクラブのスタジアムアナウンサーとしては間違いなく最長でしょう。ちなみに今も現役(^_^;)。

50年すよ50年。言葉がないっすよー。ずっと続けてきたビックさんも偉いけど、アナウンサーを替えようとしなかった歴代のフロントもすごいと思う。それだけこの人に信頼をおいているってことっすね。「変えなくていいものは変えない」ことから、歴史や伝統の重みがつくり出されていくんですねえ。

エスパの克馬さん、サガンのYUYAさん、50年……はさすがに難しいけど、ビックさんに倣って、現役のうちはずっとスタジアムにその声を轟かせてください。応援してまっせ!!

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誰かさんへの当てつけ?(笑)

誰かさんへの当てつけ?(笑)
『週刊SD』誌を読んではじめて、サビオラがマドリーに行ったことを知った次第。「フラサカ」も「Foot!」もやってないシーズンオフは、この手の情報に疎くなってしまうなあ。

能力に疑いはないし、クレの受けもよく、本人もバルサに愛着を持っていたようですが、ラポルタ会長とライカールト監督に冷遇されまくったからねえ、チームを去るのは致し方ないでしょう。で、よりによってマドリーかよってところですが、“白いサビオラ”がカンプノウにやってきても、たぶんフィーゴあたりとは正反対の迎え方をされると思います。

しかしラポルタもよけいなこと言いよって〜(-_-#)。“白いサビオラ”よ、カンプノウでゴールを決めたら、会長席に向かって「しーっ」とやるべし。私が許す(笑)


え? ジュリはローマ?( ̄○ ̄;)

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アンリ来たー!!

リンク: バルセロナ アンリと正式に契約 AFPBB News.

意外と早く決着しましたね。しかもエトーと取っ替えっこじゃないし。
カンプノウでは3万人のファンに迎えられたというから、クレの期待の大きさが窺えます。セスクに教わったカタラン(カタルーニャ語)であいさつしたってのもポイント高いっすねえ(笑)。
じっさい、REMと並ぶスーパーな存在であることは論をまたないところですが、この4人がピッチに揃って立つとしたらどんな形になり、どんな攻撃が展開するのでしょうか。期待するなというほうが無理ですわなあ。

これでバルサが“銀河系”になるんじゃないかなんて声もありますが、チッチッチッ、そんなことはありません。ちゃんとトゥレ獲得にも動いてます。マケレレを放出したどっかのクラブとは違いまっせ
プジョールとエジミウソンが開幕に間に合いそうにないのは痛いけど、3点取られたら4点取って乗り切ろうぜ!(爆)

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日本にバルサファンが多い理由

日本にバルサファンが多い理由
日本にバルサファンが多い理由
今週の「バルサ・エス・バルサ」は、リーガのレビューは早々に切り上げて(^_^;)(T_T)、「遥か極東の島国になぜかくも多数の熱狂的バルセロニスタが存在するのか特集」をやってました。
特集タイトルは私が勝手につけましたが(こらこら)、実際日本のクレ(バルサファンのことを地元ではこう言う)が、文字どおり涙を流すほどにバルサを偏愛するさまに、バルセロナの人たちはとまどいすら覚えているのが見て取れて、おもしろかったっす。

簡単に言えば、日本のサッカーファンが憧れているものをすべて備え、期待しているものを見せてくれるからだと思います。スペクタクルなサッカーはもちろん、カンプノウ、ソシオ、マシーア、さらにバルセロナの町とクラブが築き上げてきた歴史や文化、それらすべてに日本のクレは憧れてるわけです。

でも、スペイン人が歌舞伎や大相撲に憧れて、念願かなって歌舞伎座や国技館にやって来たとしても、ハイテンションにはなるだろうけど、感極まって落涙したりはしないか。国民性の違いと言ってしまえばそうなんだろうけど。

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