昨日までに読んだ本

昨日までに読んだ本
書籍のみ撮りました(雑誌・ムックも入れると、写真1枚にはとうてい収まりません(^_^;)。

いつにも増して、いろいろな人がさまざまな角度からサッカーを(とくに日本代表を)論じていますねえ。

オシムさんが病に倒れることなく監督を続けていたとしても、岡田さんのチームづくりが100%うまくいったとしても、日本はワールドカップ本大会ではアンダードッグであることに変わりはないでしょう。しかし、うまいことやってうまくすれば勝てるというレベルにはあると思います。

うまいことやるためのカギは、自分を信じることと、チームとして野心を持ち続けること。今夜は、野心なきボールポゼッションなど見とうございません。野心なきベタ引きは論外。野心に満ち溢れたベタ引き? ぜんぜんオッケーでございますとも。

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『禁断のパンダ』

第6回「『このミステリーがすごい!』大賞」受賞作を読了。なんと神戸が舞台の美食ミステリーという、狙ったかのようにビンゴ!な内容で、おったまげましたわ。

何たってポートピアホテルには、最上階に有名高級フレンチレストラン「アラン・シャペル」があります。私は行きませんけど(行けませんけど、やろ(笑))。いや、ほかのレストランも、われわれ庶民を満足させるには十二分な味とサービスですから。で、それがちょうど、このミステリーの「キュイジーヌ・ド・デュウ」と「ビストロ・コウタ」のポジションと似通っているなあと思う次第で。

ああ、あんまり書くと「禁断のネタばらし」になってしまうぞ(笑)。正直、ミステリーとしては少々食い足りないというか消化不良な感じはしますが、それでも充分おなかいっぱいになります。いや、むしろ猛烈に腹が減るかも。

ちなみにこの本、まだ発売前なので(来週には書店に並ぶと思われます)、書影は載せません。ご了承ください。

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ようこそ鉄道の世界へ

ようこそ鉄道の世界へ
正直言って、「鉄道がキテる」って言われても、ちっとも嬉しかないっす。むしろ個人的には迷惑な話だと思ってるくらいで。ただ、かつては想像すらできなかった「女子鉄」という存在が明らかになったのは、喜ばしいことであります。

鉄道趣味の現状は、ある意味行きつくとこまで行ってしまってどもならん状況にあると思ってるんですよ。女子鉄の皆さんは、そこに新しい光を当ててくれてます。

“ゆるい”からダメ? そんなことぜんぜんありません。「乗ってるだけで、見てるだけでシアワセ(はあと)」ってのは、すべての鉄道好きの本来的な心情にほかならないんですから。男どもはストレートにそう言うと子ども扱いされる思って、知識やらコレクションの数やら乗ったキロ数やらで箔をつけようとしてるだけなんです。

現在のように鉄道好きがもてはやされる状況は、いずれ終わりがきます。そのとき、再び“キモい奴ら”に逆戻りするのか、一定の理解を得られるのかは、男どもが「女子鉄」の皆さんに学ばねばならないところが大であるとみた。

さて、『女子鉄』の本の中で自己矛盾に陥っている横見浩彦ですが、せっかく女子鉄制作委員会の皆さんが評価してるのに、また鉄ヲタに戻りたいなどと言ってるうちはダメですな。少しは回りが見えるようになったんだから、利己的で醜い振る舞いをする連中に、はっきり「それはいかん」と言うべきでしょう。まだまだわかっとらんよ、こいつは。

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コロンブスの卵

コロンブスの卵
どうして今まで誰もやろうとしなかったんだろう。この2人がサッカー中継やサッカーそのものを語り合ったら、そりゃおもしろくなること間違いないって!

で、読んでみたら、これがもうおもしろいなんてもんじゃないっすよ!! 目からウロコがバッサバサ落ちまくりっすよぉ!!!

あらためて、この2人の実況がいかに優れていて、M下やらF越やらK澤やらの実況がやっぱりダメなことが如実にわかります。

この本を読んで、一から勉強し直すべし>ダメアナども。

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お笑い系(?)サッカーコラム本

お笑い系(?)サッカーコラム本
えのきどいちろうと小田嶋隆。この2人の仕事から考えると、サッカーコラムも一筋縄ではいかないだろうと思う向きもありましょうが、いやいや、2人ともサッカー好きですよ。

小田嶋隆は“赤い人”(サッカー界でこう言えば、共産党員ではなく浦和レッズサポーターのことです。グラサポ、鹿サポ、Hondaサポ、ロッソサポ等々の皆さんには申しわけないけれど、レッズサポのことです)で、えのきどいちろうは真っ黄色ではないものの昨年日立台に通いつめた人。ふつうは“よそさま”の本を読むことなどないのですが、この2冊はご贔屓クラブに入れあげた本ではないので、問題ないっす。てか、観戦中はきっと入れあげてるんだろうけど、それをそのまま文章にするほど芸のない人たちじゃあないからね。

ところでオダジマさん、ザスパ草津で現役を終えた小田島隆幸のことはやっぱり気になってたのね(笑)。

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きゅわきゅわ、最新刊なり

きゅわきゅわ、最新刊なり
「しゃばけ」シリーズ第6弾。長崎屋の若だんなと妖たちは相変わらず絶好調だねえ。
虚弱な若だんなが、これにかけては江戸でいちばん強かったのだ!というくだりがあるのですが、もうぶわぁーっはっはっと声に出して笑っちまいましたよ。命がけの逃走劇が、一転スラップスティックへと雪崩をうって大脱力っす。
これだあ、これが「しゃばけ」だあ。笑いすぎて苦しい、でも楽しい。

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申し遅れましたが

申し遅れましたが
昨日の上々颱風シアターライブは、絵本『ハラホロの涙』発売記念というサブタイトルがついていました。

上々颱風が信じている音楽の力が具現化したような絵本です。

渡野辺マント“画伯”(ライブでそう紹介されて、しどろもどろの意味不明なあいさつをしてました(^O^))の大胆で荒っぽく、それでいてセンシティブな絵も圧巻ですね。

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う、うまそう……

う、うまそう……
『大乃国の全国スイーツ巡業』。あの体型は甘いものでつくられたのか……ってわけではなく(笑)、芝田山親方は十勝出身。十勝といえば小豆っしょー。子どもの頃から手作りのあんこを食べてて、甘いもの好きになったってことですね。
紹介されているお菓子は、どれもめちゃめちゃうまそう。有名どころから、よく見つけたなあと思うようなものまであり、親方ホントに好きなんだねえ。敬服に値します。
「あんこと牛乳の組み合わせはものすごく合う」「自分がうまいと思うものだけを手土産にしたい」なんて意見には全面的に賛成なり。

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読まねば読まねば

まだ世間に出回っていないある本を、大急ぎで読まなければなりません。
今日はそんなわけで時間がないので、実質、更新とはいえませんが、これにて。

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Tさん、やっと読了しました(私信かよ)

Tさん、やっと読了しました(私信かよ)
正月にご恵贈賜ったまま、なかなか読む時間が取れませんでしたが、ようやく読み終えることができました。Tさん、ロクにごあいさつもせず、たいへん失礼いたしました。あらためてお詫びと御礼申し上げます(だからこれは私信かよ!)。
ミステリーのおもしろさを決める第一の要素は、トリックでも意外な真犯人でもなく、まず“語り”にある、と私は思っています。謎の呈示や、謎解きのために張る伏線など、それをどう“語る”かによって、読者を引き込めるか否かが決まっちゃいますよね。“語り”そのものがトリックだったりするなんてのも、ミステリーならではのおもしろさでしょう。だから私は、世間的には人気のあるY村M紗やN村K太郎はミステリーとは認めてないのであります。

で、この大庭武年は、今回初めて読んだわけですが、十二分に楽しめました。本人にとってはコンテンポラリーな満州国・大連という舞台設定ですが、それをうまく生かしてますね。これだけしっかりとした本格ミステリーを書いておきながら、じつは純文学志向だったってんだから、なおびっくり。戦火に倒れていなかったら、さらにどんな作品をものしていたのか、想像がつきませんなあ。

※この記事は昨日書き始めましたが、途中で知らぬ間に爆睡(^_^;)。昨日の更新を落としてしまいました。大阪を歩き回った疲れが1日経ってから出たかあ。トシだなあ(自爆)。

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