早い、早すぎる……

早い、早すぎる……
言葉もありません……。

合掌

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松嶋屋三昧ですが何か?

ふたたびの松嶋屋三昧
さる3月の大阪松竹座で、演目がおもしろくて役者が良ければ昼夜連チャンでも苦にならないことを学習いたしました。いや、今日しかチャンスがなかったもんで……。

夜の「伊勢音頭恋寝刃」も良うございましたが、何と申しましても白眉は昼の「江戸唄情節」。「役の性根を捉える」とはこういうことなのだなとあらためて勉強いたしました。お米さんが事切れる場面で、客席からすすり泣きが聞こえてきたのもけだし当然と思いました次第。

松嶋屋は言うに及ばず、大和屋・萬屋の充実ぶりも特筆されましょう。

あ、約1名、見得を切っても体がぐらぐらしまくりの「勉強会レベル」がいましたが。後ろにいる親父さんから、毎日ダメ出しされていることでございましょうね(^_^;)。

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発見と収穫の演舞場

発見と収穫の演舞場
急にお鉢が回ってきて、夜の部を観てまいりました。

〔吹雪峠〕
直吉がどう見てもアニキに見えないのが、じつに何とも辛うございますね。

〔夏祭浪花鑑〕
三婦かっこいいー!
むちゃむちゃかっこいいー!\(^o^)/

九郎兵衛と徳兵衛の殺陣がびみょーに合ってないのはどうしたものでしょう。もう10日になりますよ。

〔かさね〕
時蔵さんオンステージ。本公演では初役? シンジラレナーイ(笑)。


歌昇さんの又五郎襲名披露が予定されている秀山祭。せっかくなので観てみようかと思っておりましたが、今日の芝居と秀山祭の演目・出演者とを総合的に判断いたしまして、とりも直さずパスということに(^_^;)。

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なにわの松嶋屋祭り

なにわの松嶋屋祭り
大阪松竹座にて、“片岡仁左衛門昼夜の仇討ち”を一気に観てまいりました。

昼の部と夜の部を続けて観たのは初めてでございましたが、いやー松嶋屋の充実ぶりを堪能させていただきました。

「彦山権現誓助剱」は、通し狂言にしたことで毛谷村六助よりもお園と京極内匠が前面に出てくる芝居になり、すなわち孝太郎と愛之助の芝居でございました。で、この2人がまたいいの何の。これなら仁左衛門さんも安心して助太刀に回れるというものでございましょう。

一方「盟三五大切」は、ニザ様の魅力全開。落ちぶれても人を殺しまくっても画になります。

関西の松嶋屋帝國主義者(「愛之助がAB蔵の代役? 何言うてますのん、あれはもともと、美人の嫁はん貰うておきながら夜な夜な飲み歩いとるどアホやのうて、愛之助がやるべきお役やってん」と言うてる方々)の皆さんはたいそうお喜びのご様子でしたが、それもけだし当然と申せましょう。

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30周年記念バカ芝居

30周年記念バカ芝居
劇団☆新感線が30周年ということで、待ってましたネタものバカ芝居。

中心メンバーは軒並みオーバー40というのに、やってることは昔と変わりません。いやー、すばらしい。

そのバカ芝居に何ら違和感なく乗っかる坂井真紀と田辺誠一には驚きました。いいんですか池田成志と同じで。ヨゴレですよ(笑)。じつはしまったと思ってたりしませんか。

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馬六方

馬六方
新橋演舞場で歌舞伎を観てまいりました。

「馬盗人」の、七三で見得を切って飛び六方で引っ込む馬にかかっては、「暫」の團十郎も形無しでございました。いやー天晴れ。

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誰もが幸せになれた劇場

誰もが幸せになれた劇場
今日は原宿クエストホールでイッセー尾形を観てまいりました。

1本目のネタからツボに入りまくりで(あの大阪のおばちゃんは間違いなく実在します。今日も大阪のどこかの喫茶店で、白井さんを相手に嫁の悪口を言ってます(^O^))、ひとみちゃんや天草五郎のネタはもはやグダグダ。歌がこれまたみごとなまでにくだらないものばかりで、最後まで笑いっぱなしでございました。

かつては、現代人のストレスや葛藤を扱った救いのないネタがありましたが、ここ2〜3年は何か突き抜けたように爆笑ネタを繰り出し続けて、とどまるところを知らない感じがいたします。ご自身も楽しんで演じているとのことで、誰もが幸せになれた2時間強でございました。


それにしても、原宿はアホほど人がおりますなあ。ゴールデンウィークで東京は閑散とするはずなのに、ここは違うようで。

……あ、他所からやってくる人が多いからだと。なるほど。

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ウェルカ〜ム上海♪

ウェルカ〜ム上海♪
演劇史に燦然と輝く不朽の名作「上海バンスキング」が、16年の時を経て旧自由劇場メンバーにより奇跡の再演!!

とあれば、観にいかない手はございません。チケットブッキングは苛烈を極めましたが、なんとか2階席の端っこに潜り込むことができました。

客席側からトランペットを吹きつつ現れた笹野高史を筆頭に、楽器を持った役者たちが1人また1人と集まってきて、まるで16年ぶりの再会を懐かしんでいるかのようなオープニングが、いきなりグッときます。

16年を軽々と飛び越えてしまったように思えたり、自分も含めて16年の時を重ねたんだなあと思ったり。何とも感慨深うございました。

来年も本当にやるんですか?>デコさん(笑)。

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さよなら歌舞伎座

さよなら歌舞伎座
来年4月をもって建て替えとなる歌舞伎座に、せっちゃんの計らいで行くことができました。お世話になりましたm(_ _)m>せっちゃん。

ちなみに、写真は夜景ですが、観たのは昼の部(笑)

○ヒザが心配な富十郎
○キレキャラがハマる梅玉
○シブさを増す仁左衛門
○どうにも一人浮いている幸四郎

などなど、たいへん楽しめました。

たぶん、いまの歌舞伎座で観るのはこれが最後でしょう。新しい歌舞伎座はどんな劇場になるのか、期待と不安が入り混じった複雑な心境ではあります。

さようなら、お疲れさま。

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中村座だけど松島屋!

中村座だけど松島屋!
上野から浅草に移動して、平成中村座で「仮名手本忠臣蔵」を観劇。

勘平の切腹と一力茶屋、討ち入りで構成されたBプロは、由良之助の仁左衛門とおかるの孝太郎が大活躍で、さながら「松島屋大フィーチャー」の巻でしたね。勘三郎は勘平で出たあとは最後に服部で締める役回り。討ち入りでは勘太郎と七之助がキレのいい兄弟ゲンカもとい殺陣を見せてくれました。

時折花やしきのジェットコースターで上がる歓声(というか嬌声というか悲鳴というか)が聞こえてくる仮設劇場ではありますが、こういう800〜900人規模の小屋のほうが、芝居をじっくり観るにゃいいやね。

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